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zoom RSS 遺言作成率が低い理由

<<   作成日時 : 2013/04/28 23:17   >>

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先日のコラムで養育費の支払が約20%以下と低率と紹介しました。最近の若い人は対話を避けたメール文化に馴染んでいますから、その分余計に周りの人に気を遣いすぎる傾向があります。その結果、債権者(親権者である大半の元妻)は債務不履行があっても容認し、直接的な催告がないと支払しない債務者(元夫)が色々な理由を付け足しながら問題の先送りをしている様に見受けられます。

同じような傾向と云うには違いすぎる嫌いがあるかもしれませんが、超高齢社会においても、遺言を書かない中高年が増えています。65歳以上の日本人が3000万人を突破しているのに、15歳から書ける遺言を未だに書いていない人達が約90%以上も存在しています。それかこれまでの常識でした。

何故、大半の人達は遺言を書かないのでしょうか?思いつくままに挙げると、

1.平均寿命が延び、かつ平均余命も予見できるため、まだその時ではないと思っている・・・。

2.遺言は遺書と同様に死ぬ間際に書く縁起が悪いもの・・・との誤解。昔、大学教授から、民法学者で遺言・相続を専門にすると早死にすると云う迷信があったと聞いたことがあります(単にからかわれただけかもしれませんが・・・)。しかし、元気なときに書く法的効果があるのが遺言で、死の直前に書く遺書とは大違いです。

3.遺言は金持ちが書くもの。大した財産もないから書く必要はない(失われた20年ですからね・・・)。しかし、財産が持家しかない場合が、争族の火種になります。

4.遺言なんか少しレクチャー本を読んで勉強すれば自分だけで書ける・・・。多分、そうです。しかし、必要な資料集めも含め、手間暇がかかります。

5.金かけて専門家に頼む必要がない・・・(デフレ不景気が続いていますからね)。

6.面倒くさい・・・。(これこそが本音かもしれませんね)

7.家督相続から法定相続に移り、相続人の平等性を気にするあまり、上手く分配できる案が浮かばない。こうした人は結構います。こうした考え方の人は優しくて真面目なA型の人に多い気がしています(根拠はありませんが日本人に多い血液型ですから・・・)。

8.死んだ先のことは、残されたものに委ねたい・・・。

等々・・・ ・・・

しかし、これからは大人のマナーとして、自分史をまとめるため(人間は自分の眼でしかモノが見えませんから)、遺言を書くべきです。そして、その結果、愛する直系卑属が仲良く本音を言い合える、家族や一族であり続けることになるのでしょう。そして、これからの日本人は20〜30歳代から、遺言を書き始め、ライフプランの見直しとともに、人生の間に数度とそれを書きかえることこそが、豊かな人生の証、と思う時代に、なるかもしれません。

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