GPS活用策の今後

仕事柄、車を運転するとき重宝なのがカーナビです。これがあると初めて訪問するお客様のご自宅に容易く辿りつけます。でもカーナビはGPS(グローバル・ポジショナル・システム)の受信機で発信機ではありません。よって、私の車が今どこにあるかを見つけるためには車に発信機となるGPSを取り付ける必要があります。

GPSと聞けば浮気調査のために活用されているものと云うイメージがあります。事実、探偵会社に限らず配偶者の行動を追跡調査するためGPSを車に取り付け、不審な場所に停車したりすると浮気現場が特定されてしまうこともあります。最近のGPSはバッテリーの性能が良くなり一ヶ月間も追跡することが可能になっています。

しかしながら、近年、このGPSは防犯(高齢者の徘徊行動防止・生活リズムのチェック、子どもの見守り等、大型建設機械・トラック等の運行管理)や科学技術(流氷や渡り鳥等の追跡調査)、及びスポーツイベントでの選手やスタッフの位置確認等にも活用されています。

今年3月東京ビックサイトで開催された介護ケアウィークでも高齢者の見守りのため様々な企業が問題解決に向けたシステムや商品を出展していましたが、そのなかにも高齢者の徘徊対策としてGPS発信機を靴底に内蔵したシューズもありましたが、バッテリーの大きさや重さ、及び価格面でさらなる工夫が必要と感じました。身近にある携帯電話にもGPS機能がありますが、結構電気を消費するため、日ごとに充電する必要があるようです。

徘徊、見守りに限らず、中高年に人気がある山登り・ハイキング(例えば御嶽山噴火)、探検、スキー等、位置情報把握が安全対策上も重要となりますから、それなりの配慮はなされている筈ですが、時々、不幸な事故がニュースになります。遭難者が長持ちするレンタルGPS発信機を装備されていれば、夜間の遭難でも追跡や救助が可能となるかもしれません。

最近は、GPS発信機を用途に応じ短期間レンタルするサービスも増えつつあるようです。イベント主催者は短期間利用のレンタルGPSを活用して参加者の安全を担保できるよう検討すべきと思います。

介護施設では認知症の徘徊防止に向け、独りでは絶対外出できないようなハード面とシステム管理に注力していますが、それ以上に自宅介護は介護者にかなりの負担がかかり対応が難しい現実があります。自宅介護こそGPSが不可欠なのでしょう。利便性、効率面、費用面等で説得力があるGPS商品の出現が熱望されています。

レンタルGPS発信機




GPS発信機


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