スズメバチに刺された損害は誰に請求できるのか?

隣りの生垣はベニカナメモチ(レッドロビン)、見事な真っ赤な葉が茂ります。先日、植木職人が剪定していたところ突然作業をストップ。スズメバチの巣が造られているとのことでした。

巣の撤去費用は依頼者負担になる自治体が増えているそうです。よって巣がある家の所有者がバスターに依頼し巣を撤去することになります。数日後、植木職人が剪定完了。巣には約20匹のスズメバチがいたそうで、撤去から剪定までに数日置いたのは「戻り蜂」がいるための観測期間。ひと夏経過すると100匹を超える巣に成長するそうです。

専門家の耳にはスズメバチが巣をつくるときに枝を食いちぎる音や巣の温度を冷やす羽根の振動が聞き分けられるみたいです。私には全く聞こえませんでしたが・・・。布団を干しているときスズメバチを何度か見たことがあれば、近くに巣が造られている可能性があり、また巣の近くには枯れた小枝が散乱しているそうです。

今回は家主が自費で巣を撤去してくれたましたから、ご近所さんは皆ほっとしました。
しかし、家主さんが巣の存在を認識していても撤去してくれず、その結果、近所の人が蜂に刺され大変な目にあったときの損害賠償は誰が負うべきなのでしょうか?

今のところ、実務的には、誰も損害賠償の責任は負いません。家主は好き好んで蜂を飼っている訳ではなく、蜂の意思や行動をコントロールすることは出来ませんから・・・。

でも、バスターは自治体が費用負担してくれないとき、依頼主に請求しないと、全く持って危険を冒したボランティアになってしまいますよね。

まだ今の日本は、家主が自身への被害だけでなく、ご近所に迷惑をかけてしまうというオブリゲーションがはたらく為、撤去費用を負担してくれるからいいものの、高齢化した路地の未整備やスラム化が進むとそれも難しくなります。自分の身は・・・で守るしかないのでしょうか???

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