所沢LBS 行政書士の事業承継 遺言 相続 離婚

アクセスカウンタ

zoom RSS 金融円滑化法 正常な取引先とは?

<<   作成日時 : 2013/03/29 23:06   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 3 / コメント 0

金融円滑化法がこの三月に終了する最終営業日の本日、関西の地域金融機関が「正常な取引先」に対し、「正常の証として返済金を増額してほしい」との申し出があったとの報道がありました。通常、債務者格付の正常先に約定返済金額を増額してほしいと金融機関が申し入れすることはありません。破綻寸前のノンバンクが自社の資金繰りの都合から増額を要請した話があったことは記憶に残っていますが・・・、妙な話です。

しかし、「正常な取引先」は金融円滑化法でリスケ要請しても、実現可能で抜本的な計画(実抜計画)を策定する場合は「条件緩和債権」として要管理債権に分類せずに正常先と見做していいことになっていますから、その金融機関はその分類を確かなものにしたくて、増額返済を要請した可能性は否定できません。

少し小難しい言葉遊びをしているように聞こえるかもしれませんが、この「正常な取引先」はリスケ要請し、融資契約時の約定返済金を減額、もしくは元本部分も支払っていなかったかもしれません。

金融機関は永く続いた金融円滑化法で、債務者企業や個人事業主が本来は返済出来るのに支払してくれなくなったと云う思いがあるようです。金融円滑化法が所謂、債務者のモラルハザードを推し進め、本来、倒産や廃業で消えざるを得ないゾンビ的な窮境事業者を延命させるとの懸念は施行当時からありました。

同業他社が倒れるまで経営を持続させたり、勝ち残る日まで我慢を重ねる経営者は沢山います。ゾンビ企業が存在する故に、受注価格が下げ続けざるを得ない産業は多々あり、その結果、価格破壊から脱出出来ないとの意見もあります。企業のライフサイクルは30年と云われていますし、起業から3カ年以内に撤退する企業も多数あります。

そうしたことを思えば金融円滑化法で破綻を先延ばし出来た企業が、円滑化法終了とともに次のリスケ要請時に「金融支援打ち切ります」との宣告を受ける可能性は高まってきていると思われます。3月に入り、金融機関の支援姿勢が豹変しないように無料相談窓口を次々に開設しています。この窓口は窮境事業者を守る制度となるのでしょうが、あくまでも金融機関に対する牽制球と考えた方がいいと思います。

そして、その牽制球はいつまで投げ続けられるのでしょうか?

中小・小規模経営者と金融機関との間で、金融円滑化法の効力に関する本音の議論が開始され、お互いの情報を探り合い始めたと思います。

にほんブログ村 経営ブログ コンサルタントへ
にほんブログ村


にほんブログ村 士業ブログ 行政書士へ
にほんブログ村



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(3件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
フェラガモ バッグ
金融円滑化法 正常な取引先とは? 所沢LBS 行政書士の事業再生ー詩人の経済学 /ウェブリブログ ...続きを見る
フェラガモ バッグ
2013/07/03 08:28
レイバン
金融円滑化法 正常な取引先とは? 所沢LBS 行政書士の事業再生ー詩人の経済学 /ウェブリブログ ...続きを見る
レイバン
2013/07/05 20:35
エアマックス 95
金融円滑化法 正常な取引先とは? 所沢LBS 行政書士の事業再生ー詩人の経済学 /ウェブリブログ ...続きを見る
エアマックス 95
2013/07/09 19:57

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
金融円滑化法 正常な取引先とは? 所沢LBS 行政書士の事業承継 遺言 相続 離婚/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる