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zoom RSS 訴訟代理人の経験と本人訴訟

<<   作成日時 : 2013/01/24 00:25   >>

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裁判でも当事者訴訟があり誰でも訴訟を提起したら原告席、提訴されたら被告席に立つことは可能です。訴訟代理人は弁護士や認定司法書士に限られた世界ですが、家庭裁判所の調停や簡易裁判所の支払督促異議などは本人訴訟も相当数あるのではないかと思います。

ましてインターネットで専門的な情報が入手できる現代では不動産や商業の登記も本人で比較的簡単に出来るように成りました。法務局も親切にレクチャーしてくれますし法務省のホームページには色々な書式も用意されています。同様に家庭裁判所の手続きも本人申請が簡単に出来るようになりました。デフレの不景気な時代ですし、専門家の数も増えましたから、専門家・士業にとって厳しい環境となっています。

私は30年も昔、仕事で訴訟代理人の業務を行っていました。と云っても会社で登記された支配人という商法の資格で法廷に立っていた訳です。当時の支配人は会社を代表する位置づけで訴訟代理権があると解されていました。よって、支配人という立場で地方裁判所や高等裁判所で法廷に立ち、口頭弁論、証拠調べ、証人尋問も行っていました。と云っても信販会社でしたから立替金請求事件や貸金返還請求事件ばかりでしたが・・・。

また、簡易裁判所では、裁判所の許可を得て、原告会社が指名する社員を代理人として出廷させることが出来ます。訴訟担当者は毎日朝10時に行われる口頭弁論数件に立会い、相手方が出廷していると原告・被告双方が法廷を出た所にある長椅子で分割返済につき協議し話がまとまれば再入廷し、その場で和解調書を作る手続きをしていました。

地方裁判所でも同様の和解もありましたが、訴訟額が大きし双方の意見も乖離しているケースが多く、別途、期日を設定し、裁判官との面接も別々に行われていました。但し、請求原因につき「不知」とか「争う」との答弁書が出たりすると顧問弁護士に訴訟を引き継ぐようにしていました。でも時には、これくらいならば支配人で対応せよ、という弁護士もいて絞られた記憶もあります。

しかし、その後、「支配人」は番頭に過ぎないから訴訟代理人になるのはけしからんという判決が出たため、それ以降、会社で支配人登記することを取りやめてしまいました。

ですが、この支配人として訴訟代理人を経験したことは私にとって貴重であったと思います。裁判所というのは役所の中でも一番厳格でお固いイメージがあります。事実、社員を証人尋問に呼び証人として宣誓するのですが必要以上に緊張する傾向がありました。一般的には裁判所は裁きを受けるところですし、日本人は「裁判沙汰」を日常とかけ離れた世界と感じる人が多いようです。

しかし、裁判所に通い慣れると黒衣を脱いだ裁判官の人柄に触れることもできます。午後一番の和解日に裁判官室で待っているとテニスウェアの裁判官が「ごめん、ごめん」と云いながら駆け込んできたこともあります。判決正本が私の自宅に特別送達されたこともありました。新法が施行されたばかりの事例が少ない訴訟を提起するとき裁判官と書記官が一緒に記載方法を検討してくれたこともありました。

多分、今でも弁護士と裁判所はそうしたお付き合いがあるのでしょうが、行政書士になった今では、裁判所は遠い存在になってしまいました。しかし、家裁も含め本人訴訟が増える中で、当事者に法律の専門家が付いていないケースもあり、双方の言い分を公平にかつ短時間に聞き分けることは難しい作業になる気がします。

また、長期化による不成立を避けようとしたり、当事者の専門知識不足等に起因した和解・調停条項で協議すべき事項が抜け落ちていたりこともあるようです。裁判所は片方のみを味方する訳にはいきませんから、一人で頑張り過ぎず、専門家に相談しアドバイスを受けたり、係争が予想されるものは弁護士等に委任することが必要と思います。

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