所沢市後援 暮らしの相談会

所沢市が後援する市民向け行政書士会所沢支部の暮らしの相談会に相談員として参加しました。この相談会は毎年6月、11月に開催されていて、いつも多数の市民が相談にお見えになります。行政書士は20名程参加し、一人当り3名程の相談を受けていました。市役所1階ロビーに設けられた9ブースが満席になることもありました。

相談内容は会社設立や外国人の入管についても質問があったようですが、相続、遺言、離婚等の暮らしと関連した課題が大半のようで、日常における法律や制度上の問題で、自分のケースではどうなのだろうか、疑問を感じ、専門家に確認してみたいと云う思いが感じられます。

今年、私は所沢支部主催の相談会は、所沢ワルツ(西武百貨店)、市民フェスティバル(航空公園)、そして今回の市役所と、3回相談員として参加いたしました。また、個人で近くのショッピングセンターで無料相談を開いたりしていて少しずつ経験を積上げていますが、限られた時間で、相談者の本当に相談したいことは何なのか、に注意しながら対応するようにしています。

特に市役所後援の相談会では営業行為は自粛するように云われていますし、匿名希望もあり、また連絡先を教えてくれないことも多く、そのときの相談内容や情報で判断することになります。よって、後で、そのアドバイスが良かったのか、場合によっては関連性のある他の問題で悩んであるのではなかったか、と反省することもあります。

始めて出会う世代間も違う相談者に対し、短時間の質疑を交わすだけで、正鵠を得た回答をすることは結構難しい気もしますが、ベテランの行政書士はテキパキと対応されているように映ります。場数を踏んでないと簡単に相談者に納得、満足度を与えることは出来ない気がします。

また、受付で来場された相談者の第一声を受け、幹部の行政書士が待機している相談員を指名するのですが、「どのようなご相談ですか?」との問いに、相談者の第一声は「金銭に関して」「税金について」「境界問題について」「家庭問題について」「共有登記について」と士業の業際問題に触れそうなものもあり、待機者で顔を見回すケースもあります。

しかし、そうした第一声であっても、話を聞いてみると、業際問題を意識しているのは我々行政書士だけであって、相談者はそれとは違う別の課題とその対応策を知りたがっているのが実情のようです。税務申告とか、登記手続きとか、訴訟提起とかの具体的な相談をしたいのではなく、解決に向けた対応策やそれに関連した基礎知識を知りたかったり、確認しようとしていることが殆どなのです。云わばよろず相談所であり総合案内所のような市民に近い存在かもしれません。

支部長の話では、所沢支部開催の相談会は年々、相談者も増えてきているそうです。行政書士が街の法律家として知名度が増し信頼が高まるよう先輩諸氏が努力されてきた結果であることは間違いありません。よって、今後もこうした無料相談会等が各地で日常的に行われ、市役所の広報誌に「所沢市の行政書士マップ」が掲載される事を願って、相談会を続けます。

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