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zoom RSS 持家vs賃貸 No.3 行政書士の視点

<<   作成日時 : 2012/09/30 19:58   >>

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持家のメリットは気楽に、安心して暮らせる「終の棲家」であり、子供や孫が集まるコミュニケーションの中心でもあります。

しかし、住宅ローンの返済が完済する前から、リフォームや外壁塗装等々、家屋の老朽化は築10年後から目立ってきます。それらを修理すると現預金は瞬く間に減少してしまいます。これに子供の養育費、結婚式、車の買換え、保険、そして病気治療等々、夫婦で旅行をするなどゆとりある生活には程遠く、つつましい年金生活を続けることさえ容易ではありません。

まして、パラサイト状態の子供がいると細い脛は折れるまでかじられるかもしれません。この費用は特別受益に追加すべきかもしれません。相続は資産の世代間移転ですが、現在の不況は静かに特別受益、生前贈与を促している気もします。大学卒業者の正社員雇用が厳しく定職につけない若者が増えているそうなので、現実はもっと厳しいかもしれません。

この結果、年金受給世代の余剰キャッシュフローが減少したり、場合によっては金融資産の取り崩しが増え、資産に占める唯一の不動産資産である持家のウエイトが高まってしまうことが想定されます。しかし、持家を売却すると賃貸住宅に転居しなければならなくなります。

持家を売却した資金を基に高齢者専用賃貸住宅や老人ホームしたり、任意成年後見の原資にしたりすることも可能でしょうが、高齢化した夫婦ふたりが同時期に認知症になることは希なケースですで、通常は片方が罹患したり、亡くなったりしますので、残された配偶者のことを思えば、簡単に持家を売却する訳には行かないでしょう。

持家を売却して金融資産にシフトすることが困難であれば、持家は会社における本社ビルのような収益を生まない存在と云えるかもしれません。事業再生の現場では本社ビルや管理部門の固定費を削減するケースが多いのですが、個人の場合は居住空間の確保は最低限で、待ったなしに解決を図らねばなりません。

また、核家族と云えど永く生活をしていると家の中は色々なものが保管されていて収納スペースは常に一杯です。ライフサイクルの変化とともに生活スペースを見直すべきと思っても、それを実践するには、何らかのきっかけと相当の覚悟が必要です。その機会は子供の巣立ち、結婚、そして病気、介護、死去等々のときになるのでしょう。

介護年齢に近づくとバリアフリー等のリフォームや介護者の支援が必要になりますし、成年後見制度を利用する場合も出て来ます。また、万一のとき、資産が持家だけの場合、遺言や遺産分割で、相続する人が共有するか、代償分割も検討することになります。

念願のマイホームを取得し、家族の団欒や家族の成長を見守ってきた持家が、将来の家族崩壊の争いの対象にもなるかもしれません。残念なことですが、現在は、このように持家が遺産の大半となり、介護問題も重なり、相続争いになる事例が増えています。

今後、ゆとりある年金生活が維持できない場合、持家の売却や持家を担保に老後生活資金を貸し出すリ・パース・モーゲージの利用が増えてくる気がします。しかし、このローンも貸出期間が特定できないため、担保評価
の算定や引渡しに難があり、なかなか普及していないようです。

また、今後さらに年金支給額が減少したり、将来的に年金に期待を持てない世代が続く訳ですから老後資金の確保は大きな社会問題になりつつあります。任意成年後見についても老後資金にゆとりがないと費用負担が伴うため利用し辛いものになっています。

産業構造による都市集中と過疎化が進み、核家族化による親類との疎遠、地域コミュニティの希薄化等々の要因も重なり、行政書士業務手続きも複雑になって来る気がします。しかし、まさに、そうした予見を踏まえたアドバイスが求められているのでしょう。

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