昼間人口を増やす工夫 川越と所沢

行政書士登録し事業主として所沢商工会議所に入会したとき、会議所の若い職員が川越市と比べ所沢市は昼間人口が低く地元商店街の活気がないとぼやいていました。「昼間人口」という言葉を気にとめたのは初めてかもしれませんし、地元を知る努力もしていなかったと気付かされました。

埼玉県や千葉県は、埼玉都民や千葉都民と呼ばれる東京に勤務する人が多い県です。同じ東京都でも八王子、立川等も東京23区のベットタウンとして発展しました。別途、最近の少子超高齢化で建物の老朽化や空き家が新たな課題になっています。

さて、川越市と所沢市の人口は夫々約34万人ですが、川越の昼間人口は32万人に対し、所沢は28万人ですから4万人の差があります。流出人口(東京等で働く人)は川越が9万人に対し、所沢は10万人と1万人の僅差ですが、流入人口(他の地域からの勤務者)は川越の8万人に対し、所沢は5万人です(H17年調べ)。

川越は城下町で観光地ですから商業関係の職場も多いのでしょうが、事業所数や従業員数でも川越が多く、従業員数では3万人の差が付いています。実際、川越市は工場団地等の企業誘致も積極的に進めていますし、観光地として結婚式が出来るホテルが数社あります。しかし、西武鉄道本社がある所沢にはそのようなホテルがありません。西武ドームの野球に来るビジターチームは立川市に宿泊しています。

確かに野球や遊園地は宿泊を伴うレジャーではなかったのでしょう。また西武鉄道は周辺都市にプリンスホテルを多数保有していますから、そのホテルから西武電車に乗って野球観戦してもらうことがビジネスモデルだった気がします。一方、福岡ドームのようにホテルを隣接させ九州だけてなくアジアから集客している例もありますが、立地条件が違い過ぎます。所沢は大都市東京のベットタウンであり、そこにホテルを造っても運用面で限界があったのでしょう。

しかしながら、元気な高齢者の増加に伴い、昼間に行楽や観光する人達も増えています。また、今後は健康志向でサークル付き合いが得意な団塊世代が中心となって、イベントやスポーツ観戦の手法を変化させる気がしています。西武ドーム周辺には、西武遊園地やゴルフ場、そして狭山湖と大型のレジャーゾーンがありますので行楽・観光客を呼び込むスポットとして、ソフト面を含めた再開発を期待しています。

以前、ライオンズの歴史と言うコラムを書きましたが、野球観戦は「少年の夢」を育むものでした。しかし、今後は孫を連れた高齢者が孫の夢を育てながら、世代交代や伝統の継承およびその変遷を見守り、ノスタルジーに浸る時間になる気がします。

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